NPO法人祖父江のホタルを守る会の取り組み

ホタルを通して真に豊かな自然環境と暮らし方について、若い世代とともに考える

稲沢市の祖父江町地区には、田んぼのホタル(ヘイケボタル)が自然自生しています。このホタルをアイコンに、豊かな自然環境を次の世代に伝えたいと、様々な活動に取り組んでいます。

 

★調査活動と「実験田プロジェクト」

町内125箇所のホタル生息域で15年以上観測調査してきましたが、生息数や生息箇所は激減中。そこで、7年前から水利環境を整えた無農薬・化学肥料不使用の環境保全型稲作水田「実験田」を設営。稲は元気、メダカやフナがいっぱい、最近はホタルの幼虫のエサとなるタニシも増え、絶滅危惧種の水草も現れています。そこに見られる生き物のようすや変容を多くのみなさんに見ていただきながら、「農」の可能性等いろいろな提案をしています。

 

★「ホタル里親プロジェクト」

より関心を持っていただこうと、3年前にスタート

 

★啓発活動・イベント

親子自然観察会、学校への環境出前教室、出張講座田んぼサポーター等の田植え~稲刈り体験、ホタル見学研修ツアーなど、

ホタルさがそう会、ザリガニ釣り大会、イチョウ黄葉まつり協賛の田んぼコンサート・凧あげ、収穫祭など

 

冊子発刊:「よみがえれホタルたち~調べ続けた15年の記録~」 「ホタルあれこれ」

 

●日頃の活動のようすはfacebookにて発信

国連生物多様性10年日本委員会(UNDB-J)による連携事業に認定