津島市の取り組み

外来種・絶滅のおそれのある野生生物の情報発信

津島市は濃尾平野の西部、名古屋市の西方約16kmに位置し、昭和22年3月、県下9番目の市として誕生しました。

日光川をはじめとする河川や水路、市域の約4割を占める水田等の農地のほか、西暦540年頃の鎮座といわれる津島神社をはじめとする歴史・文化資産に付随して残る豊かな社寺林等を有しており、昔ながらの自然に囲まれています。

 

また津島市は、東洋一と言われたほどの藤の名所でもあります。春になると5,034㎡に12種類114本もの美しい藤棚が天王川公園で咲き誇り、たくさんの観光客や家族連れで賑わいます。

 

津島市環境基本計画では、絶滅が危惧される動植物や、それらを脅かす外来種の情報等を市民、事業者、行政で共有することを目指しています。具体的な取組としては、特定外来生物オオキンケイギクの職員による現地調査や、アダプトプログラム参加者への情報提供、環境基本計画推進委員とともに、簡単な駆除活動を実施しました。今後、当協議会を介して、広域的な地域環境の保全に努めていく予定です。