愛知県立佐屋高等学校の取組


弥富白文鳥の繁殖と文鳥文化の発信

愛知県立佐屋高等学校は、愛西市にある農業と家庭の専門高校です。文鳥は、佐屋高校の南隣にある弥富市で江戸時代から繁殖が始まり、突然変異で生まれた真っ白な個体が「弥富白文鳥」として品種固定され特産品となりました。

 

しかし、ピーク時の昭和45年に216軒あった生産農家も残り2軒となり、貴重な遺伝資源が途絶える危機となりました。私達は「弥富文鳥文化の継承」「佐屋高産手乗り文鳥の誕生」を目標に7年間活動を続けてきました。

 

そして、昨年12月には、第一種動物取扱業「販売」の資格をとり、約100羽の手乗り文鳥を育てて地域の方々へ販売するなど、文鳥農家の後継者となることができました。

 

今年は、白文鳥の遺伝子を解明するため、名古屋大学大学院生命農学研究科との共同研究にも参加し、採取した文鳥の血液から雌雄を判別したり、遺伝子情報を解析する実験に取り組んでいます。また、文鳥文化を地域に広めるため、地元の企業と協力して「文鳥パン」や「文鳥の栞」等の商品開発も進めています。

 

活動の様子は、

ツイッタ- (@BunchocoRisu)

で発信していますので、ぜひご覧ください。

【ロゴマークとキャラクター「さやっぴ」】

【やとみ春まつりへの協賛】

【巣上げした雛】    【手乗り文鳥】