愛知県弥富野鳥園の取り組み

鳥類の調査・観察、保護の普及啓発及び探鳥会の実施

 愛知県弥富野鳥園は、昭和50年5月、調査・観察及び保護の普及啓発を目的として開園しました。当園を含むこの地域一帯は木曽、長良、揖斐川の三大河川により広大な干潟や湿地、葦原が形成されており、水鳥を中心とした渡り鳥の中継、渡来地として全国でも知られている野鳥の宝庫の場所です。

 

 当園では一年を通して様々な主催事業を行っておりますが、年間10回ずつ行っている探鳥会、ミニ探鳥会では、普段は入ることのできない野鳥保護地内に日本野鳥の会愛知県支部の案内人と一緒に歩きながら野鳥観察をすることができます。

 

 保護地内は野鳥が飛来しやすいように環境整備をしており、様々な野鳥が生息しています。自然の中でたくましく生きている野鳥の姿を垣間見ることができ、生態系のあり方についても学ぶことができます。

 

 今後とも野鳥が生息しやすい環境づくりを進め、より多くの来園者の方々に親しんでもらえるような施設を目指します。